snowdrop

君以外 代わりのない 眩しいほどの光

はてなブログブーム




最近、twitterでも、かなりのfollower数のいる方が、はてなブログを利用されている方が多い気がします。そしてリツイなどで回ってくる、所謂「語り厨」っぽい方も、だいたいはてなブログ
何年ぶりだろう?10年ぶりくらい?に突然やってきた、はてなブーム。でも、同じように「はてな=語り厨」の集まる場所、と簡単に結論付けるには、本質的にあの頃とは、書き手が違う。そう私は感じています。



私も、仲の良い友人にもカミングアウトせず、1人でひっそりジャニヲタをやっていまして、大学時代に海外に留学している間に、はてなとは出会いました。色んなブログスポットを見たけれども、はてなの人の文章と、文章からあふれる、ユーモアがありつつもちょっとブラックな部分を除かせるそして根本的に賢い、そんな人柄が好きだったんですね。
当時は、今みたいにSNSも発達していなくて、ジャニヲタをカミングアウトするのも、簡単ではなくて。情報を得るにも、友達を作るにも、受動的ではだめ、自ら能動的に動くしかない時代でした。
だからこそ、皆自分内で留めておききれないアイドルへの気持ちを、アウトプットする場所が欲しくなったり、共感したり一緒に盛り上がってくれる「誰か」を求めたんだと思います。
好きなものを目の前にしたら、人って自然と熱弁したくなったりするじゃないですか?
アイドルの活動を応援しながら、楽しいことや良いことだけでなく、改善してほしいことや悪いことも、熱弁したくなる方、そして思考回路自体が合理的でまとめ型の方が多いのが、はてなの方というイメージです。私の中で。
そこが好きだったし、だからかは分からないけど、実際初対面でも話が合う方、ジャニごと以外でも価値観が合う方が多かったです(もちろん全員ではないけども)今でも長く続いているヲタク関係は、ほとんどここの方です。



Twitterが流行りました。沢山の友人が、140文字でアウトプットする、その流れに乗って、ここを離れました。ダイアリーをクローズした方も増え、はてダは過疎状態となりました。
そして、はてながブログサービスを始め、ダイアリーはTOPページからも消え、今のような状況となりました。
そして、140字の世界からはてなブログに、はてなに来た方が沢山います。
突然送られてくるスターや、ダイアリーを書こうとすると必ず表示される、ダイアリーに移行しませんか?というメッセージ。
ダイアリーに移ったお友達もいます。でも、移る気がしないんです。ここが好きだし、思い出がいっぱいある。おとなり日記で表示されて、ダイアリーにお邪魔して始まる交流や、☆を付けあうちょっとした距離感が好きでしたね。
何より、あそこは、はてなブログは、こことは空気感が全く違う気がするんですよ。




好きだから、それを形に残したくて、吐き出したくて書いていた人が多い(ように感じた)ここと
私こんな風に考えて分析しちゃったの!だから見て!リンクつけちゃうぞ!見てね!みたいな、対外的な色の強い語り厨の多いあそことは、根本的に書き手も違うし、何より空気感が違う。そんな気がしていて。もちろんそういう人ばかりではないのはわかっているんですけどね。最近回ってくるリンクがそういう物が多すぎるから。
否定するつもりはないんです。でも、はてダとはあまりにも空気感が違いすぎて。回ってくるリツイで、はてなまるっと、そういうイメージも持たれるのは、ちょっと心外というか・・・・。





私の場合、はてなを始める前に、ここの人とは交流があって。順序は逆だし、色んなことを悶々と考えるタイプの癖に、文章を書くこと自体が苦手で、アウトプットが苦手で、そのリハビリを兼ねて始めたんです。*1
そんなスタートだったけど、やっぱりここが一番すきです。
皆移行しちゃったり、閉じちゃったりしたけど、ダイアリーが強制終了されるまでは、ここに留まろかな。

*1:現国も、評価が甘い高校で、3とかだったし。作文出せば、先生失笑するしね^^