snowdrop

君以外 代わりのない 眩しいほどの光

数字の重さ

明日の夕方に、2.5日ぶりにおうちに帰ります(*´∇`*)
計画停電がある限り、定時で帰っても、家には帰れずまた土曜の夜になってしまう可能性大なので…。
精神的にも体力的にも、それはさすがにしんどいからね。
これからが、ピークっぽいので、先に家に帰っとこうという判断です。
通勤がひっじょーに大変だけど、家がやっぱり落ち着くし。
でも、1週間こういう生活になる方もいるでしょう。本当に心から尊敬します。最寄り駅が、新幹線の止まる駅なのですが、沢山の人が東京から離れていくのが分かるのです。





今日はとても嬉しい嬉しいお知らせが届きました。


私の会社、東北出身者が多くて、高卒はみんな東北なんです。
実は、1つ下の代の高卒の女の子が、たまたま療養で岩手に帰っていたのです。
被害の大きかった山田町というところで、ついに「避難してます!」って残してから、ずっと連絡がとれなくなって。
彼女から、今日現場に「元気です!」って連絡が入りました。
無事でいてくれて、本当に本当によかった……。



一方で、昨日同期から、1つ上の代の高卒の方が、現実を受け止めに現地へ向かったと聞きました。
お父様が、テレビでもとりあげられている宮古という場所で漁師やっているのです。



日々増えていく、テレビに映される数字。
それがどんなことを意味するか、理解していたつもりになっていたけど、実は全然だったと気がついた。
その話を聞いた時に、本当に辛くて、直接的に関わったことのない私がこれだけ辛いのであれば
行方不明や亡くなった方、数千の関係者や親族の方々は、どれだけ不安で辛いか……私の想像の比ではないでしょう。
その数字の裏にある思いの大きさを、数字の重さを知った気がする。



これ以上増えないでほしい数字がります。
逆に、無事が確認されて、減っていってほしい数字があります。


祈ることしかできない自分がもどかしいけど、節電して、いつもどおり働いて、経済を動かす&維持することが、私に今できる精一杯だと思うのです。
この状況下で、今までとは異なるニーズが確かにあって、現場をはじめみんな疲労困憊なのが、目にみて明らかです。デスクワークが中心な私ですら疲れを感じるのだから、現場の子達は、相当無理をしてまわしているんだと思います。
少しはヘルプできるけど、時間と体力のいる仕事を前の現場で経験していないので、手伝える事に限度があるのが、申し訳なくて仕方がない。
自分達がダウンしたら意味がないので、無理はせず、できることをとにかくしよう。