徒然なるままに

昨日は、昼過ぎに対応も落ち着いてきて、現場のスタッフからヘルプは大丈夫だから(そこの建物で働いてはいるけど、実は所属はまったく違うのです)、一度帰りな……と温かい言葉を頂いたので、夕方おうちに帰ってきました。

店という店から、食品が消えたり、混乱の大きかったオフィス街とは異なり、地元はかなり落ち着いていて。
勤務地には探してもなかった食品とか物品が、こっちにはあったり、のんびりとした、悪く言えばのんきにすら感じる空気が流れて……場所でこんなに違うものなのか……と驚きました(夕方のニュース以降、ようやく現実をみたのか、その後は都心みたいに物がなくなりましたがね)

皆のために節電しなきゃいけないこの状況で、家に帰ったら、弟がチャットしながらネトゲしてて、注意したら逆ギレされるという。
こんな男が、自分の実弟だなんて、情けなくて涙もでません。

職場にいた時には、お客さん第一で、親と幼馴染みの無事を確認する以外では、目の前にいる人たちに必死だったけど、帰ってきたら、お友達とか生徒達とか、被災地の人達とか、沢山のことが頭に浮かんで。
お友達とか知り合いは、ひとまず皆の無事なようで、よかったです。

もちろん凄く恐い体験だったけど、私が東京にいたからでこそ、他の人や他のことを考えたりできたんだと思う。東北にいたら、そこまで気はまわらなかったと思います。
テレビで流れる情報や、そこに写る数字が、もはや現実とは思えない思いたくないくらい恐い。
被災地や被災者の方に、かけたい言葉があっても上手く言葉になりません。
とにかく、少しでも早く状況がプラスになりますように。
被害がこれ以上大きくなりませんように。
皆さんの大事な人達が、無事でありますように。
そうやって祈ること以外にも、募金とか節電とか、できることはしないと。
助け合っていかないと。

括り的には東京も入ってるし、常に揺れているような錯覚と、ずっと気をはっていたのが落ち着いたのか、眠気と共に頭痛がするけど……自分よりも辛い状況にある人が、沢山沢山のいることを絶対に忘れないでいたい。
(この２日で、現場にいるだけでも、色んな人の人間模様や、自分本意に遭遇したけど)人の根本には、優しさがあると信じたい。
マスコミも人を叩く暇があれば、他にできることは、あるでしょうに。批判することは、簡単だよ。誰にだってできる。
もっと皆が必要としてる情報があるでしょ。

衣食住に関わる仕事をしている者としては、明日からも自分達にできることは、とにかくしなくては。
今後何があっても、とりあえず大丈夫なように、今日色々準備をしたので、明日は職場に持っていこうと思います。
同じように、生活に必須なものに関わる職種の皆様、頑張りましょう。