snowdrop

君以外 代わりのない 眩しいほどの光

1/22 ギルバート・グレイプ


昨日の夜公演にお邪魔してきました。
ご一緒してくださったmegumiさん、ありがとうございます&大変申し訳なかったです。
818ぶりのグローブ座で、まさかの迷子になり、タクったのはいいけど、そのタクシーが変な路地に迷い込み、なかなかいい感じに事故る・・・というドタバタでしたが(苦笑)なんとか観る事ができました。
一日経った今、書いているのは、私の少ないボキャブラリーでは、言葉にならなかったからです。


観終わって思ったこと。
ネタバレはないと思いますが、隠しますね。携帯からの方はご注意くださいませ。









観終った後、正直放心状態に近かったです。
なんだろう・・「きゃーかっこいい」とかじゃなくて、「すごい」しか出てこなかった。

最初舞台に現れた時には、「あ・・・・マルちゃん」って思ったけど、一言台詞を発した瞬間、鳥肌が立ってちょと泣きそうになりました。
マルちゃんは、もうその瞬間からカーテンコールまで、そこにはいなくて。
私の目に映るのは、ギルバート・グレイプでした。


話の内容が重いっていうのもあるんだけど、ギルバートや家族の気持ちがどどっと流れてきて、途中胸が締め付けられて辛いな〜っていうシーンが何度か。
数回の公演を経て、舞台自体も成長・変化をしてきたのか、少しアドリブとかもあって、ふふふって笑える点もいくつかありました。
でも、マルちゃんの役柄的に、そこはぶれてはいけなくて。
崩れたら、舞台の質は一気に落ちてしまうと思うもので。
それが崩れずにいたのが、光と陰として、舞台に更なる深みを出しているような気がして、嬉しかったな。


素晴らしい共演者の中でも劣ることなく(っていうのは、贔屓目かもしれませんがね)、ちゃんとみんなを引っ張っていたように感じたよ。
カーテンコールで、中心に立つマルちゃんを見て、どんなに嬉しかったことか。
カンパニーの皆さんの嬉しそうな表情。
そして、鳴り止まない拍手の音が、温かくて温かくて。
拍手に温かいという印象って、受けるんですね・・・。
でも、本当に温かかったんだ。思わず涙が溢れちゃったよね。


マルちゃん、ステキな舞台とカンパニーに出会えてよかったね。
このチャンスをくれた方と、関わってくださる方、全ての方々に感謝の気持ちでいっぱい。






誰かを応援していく中で、何回か「この仕事は、転機だったよな〜」って思う瞬間って、絶対あると思うのですよ。
大倉に関しても、私が見てきた中だけでも数回あって、その時をこの目で観れてよかったな〜って今でも思ってます。


マルちゃんにとって、"この舞台は間違いなく転機になる"。
これが、私の思ったことです。
私だってそうだったんだから、マルちゃんのファンの方は、特に感慨深いだろうな。
その場に立ち会えてよかった・・・。
大阪の千秋楽まで、みんなで走り抜けてね。
そして、この後のマルちゃんが、今から楽しみです。




さて、私の観劇はこの1回きりです。
舞台は回数を重ねるごとに、変化していくものだから、もう一度観て見たいなという気持ちは、なくはないですが・・・ね。
再演して欲しいぃぃぃぃ!!ってなるくらいが、丁度いい気がします。現に私、今でも秘かにカゴツルベの再演を望んでいるんですよ♪

相棒とメールしてて、全く同じことをお互い思っていたのが分かったのですが
やっぱり、これだけの物だから、もっと沢山の人に観てほしいという気持ちの方が、自分が回数を観たいという気持ちよりも、もっともっと大きくて。
(素晴らしい出来なのに、需要と合っていないなら、回数行きますけど・・・・ガイズみたいに☆)
あと・・・・この舞台を観て、嬉しくて仕方がない気持ちをお友達と共有できることの方が、私たちには楽しいみたいです。
現に今、すごく楽しいもん。
だから、私たちの選択は、間違ってなかったね〜って2人で。



これから入るお友達や、お譲りした方が、どういう風に今のマルちゃんを感じてくれるか、楽しみ〜!!