お見舞

高校から腐れ縁の友人がいるのですが、がんが発見され、イブから長期入院することになり、相棒や高校の友人とお見舞に行ってきました。
足から肺への転移が、早期段階で発見されたから、治療と手術でなんとかなりそうとのことで、とりあえず良かった。
でも、まだ治療を始めたばかりだから、ここから展開が変わる可能性ももちろんあるけれどね。

友人は、のびたの皮を被った、じゃいあんとスネ夫の悪いとこどり…だけど絶対嫌われない性格……という説明がぴったりすぎる奴なんだけど、本当に色んな人に愛されるキャラクターで。
実際うちのママも相棒の両親や、一緒にいった高校の友達の家族も「大丈夫なの！？」と心から心配しているくらい。うちのママに至っては、話を聞くだけで会ったことがないのに。

最近まで、今勤めてる大手企業を辞めて、外交官になるために渡独したいとか言ってたけど、その夢は一時停止となってしまって。
でも、同時に自分がどれだけ人に恵まれた環境にいたかということに気がついたらしく、治っても働き続けようかと思ったとか。

人生何があるか分からない。
本当にそうですね。

うちは女ばかりの学校で、今回も女子4人でお見舞にいったんだけど、弱いとこなんか見せたくなくて、「本当に、人生何があるかわからないねーびっくりだよ」って軽く笑っていったんだろうな。会社の同僚や先輩、上司たちからもらったメールを御守りに持ってきてるって言ってたあたり、やっぱりショックだったし、恐いよね……。

早く回復して、いつもみたいに、みんなで憎まれ口たたけますように。